人工大理石、アクリル、ソリッドサーフェスはいずれも防水性があります。違いは、触り心地、耐久年数、およびメンテナンスのしやすさにあります。
この3種類の素材はいずれも非多孔性であり、水が表面を透過することはありません。タイルと異なり、裏面に防水膜を施す必要はありません。
表面が防水であるだけでは十分ではありません。パネル同士の継ぎ目や浴槽との接合部も完全にシールする必要があります。また、素材は日常的な清掃、衝撃、温度変化などに対しても劣化せず、長期間にわたって性能を維持する必要があります。
カルチャード・マーブル(人造大理石)パネルは、砕いた大理石と樹脂を基材とし、マリングレードのゲルコートで仕上げた完全な実心構造です。このゲルコートは非多孔質で、完全に防水です。IAPMOによる耐水性試験でも、一切の水浸透が確認されていません。
防水性のメリット:
耐久性: 20年以上。ゲルコートの硬度は45~55バーコルと高く、傷がつきにくい。軽微な傷は研磨で目立たなくなります。
利用者の実感: 重厚でしっかりとした感触。天然石と見分けがつかない
アクリルパネルは、熱成形されたプラスチックシートで、通常は3.2mm~6.4mmの厚さです。プラスチックである性質上、もともと非多孔質で防水性があります。
防水性のメリット:
防水性の欠点:
耐久性: 5~10年。アクリルは傷がつきやすく、修復できません。交換には、全面的な撤去と再設置が必要です。
利用者の実感: 中空構造のため、来訪者が叩くと「安物」とすぐにわかります。
固体表面材(コリアンなど)は、アクリルまたはポリエステル樹脂に鉱物系充填剤を配合して作られます。全体が均一な構造で、完全に非多孔質です。
防水性のメリット:
耐久性: 20年以上。人工大理石より柔らかく(バーコル硬さ35~45対45~55)ですが、修復しやすいのが特長です。
利用者の実感: 高級仕様。継ぎ目がなく一体感のある見た目と、重厚な手触りが最上級クラスです。
| 係数 | 培養された大理石 | アクリル | ソリッドサーフェス |
|---|---|---|---|
| 材料費/平方フィート | $20-$60 | $10-$25 | $50-$100 |
| シャワー1基あたりの施工費 | $1,700-$3,300 | $1,000-$1,800 | $2,500-$5,000 |
| 寿命 | 20年以上 | 5-10年 | 20年以上 |
| 10年間のTCO | $1,700-$3,450 | $2,000-$3,600 | $2,500-$5,000 |
| 修理 | 研磨で傷を消す | 交換 | サンドペーパーで削り取る |
ホテル(50室以上)向け: cultured marble(カルチャード・マーブル)が標準仕様です。コスト、耐久性、ゲスト体験のバランスが、他の素材よりも優れています。
予算重視のプロジェクト向け: アクリルは5~10年後の交換を前提とすれば使用可能です。長期運用を予定している施設にはおすすめしません。
高級物件向け: ソリッドサーフェスは、シームレスな仕上がりと高級感を両立させる最も優れた素材です。高級ブランドには、そのコストアップ分が十分に正当化されます。
いいえ。パネル自体が防水構造のため、追加の防水膜は不要です。タイル工事と比較して、シャワー1基あたり150~300ドルのコスト削減になります。
継ぎ目は、パネル色に合わせたシリコーンコーキング材で密封します。適切に施工・維持管理されれば、この処理は完全に防水です。通常のメンテナンスの一環として、5~7年ごとにコーキング材を交換してください。
コーキング材のシール部が劣化・剥離した場合にのみ、水が入り込む可能性があります。定期的な点検とコーキング材のメンテナンスにより、これを防ぐことができます。パネル自体は水を通さない構造です。
はい、アクリルは防水性があります。ただし、傷がつきやすく、その傷から水分が侵入する可能性があります。防水性能は、表面の状態に大きく左右されます。
パネルの裏側に湿気がたまると、カビの発生や下地材の劣化を引き起こすおそれがあります。これを防ぐには、継ぎ目や端部をすべてシーリングするなど、適切な施工が不可欠です。また、壁面パネルには、万が一侵入した水分を排出するための排水穴(ウィープホール)または底部の隙間を設ける必要があります。
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